別記事でレビューを書いていますが新たに購入したWi-FiポータブルルーターNEC 『Aterm W500P』の通信速度をベンチマークしてみました。
岩爺のネットワーク環境
- ・インターネット:eo光1ギガコース
- ・10ギガ対応カテゴリー7LANケーブルを各部屋に配線済み
- ・無線ルーター:NEC『Aterm WG600HP』
- 有線:WAN・LAN全ポート1ギガ対応
- 無線:11a/b/g/n(2.4GHz・5GHz)同時利用可で11n利用時最大300Mbps
- 設置場所:2階納戸のクローゼットの上(高さ2m)に設置
- ・無線アクセスポイント:BUFFALO『WLA2-G54C』
- 無線:11b/g対応 最大54Mbps
- 設置場所:1階リビングのTV台の中
ベンチマークの環境
- 回線・Wi-Fiアクセスポイント
- 1.au LTE
- 2.Aterm WG600HP
- 3.Aterm W500P RTモード
- 4.Aterm W500P Wi-FiSPOTモード(中継器モード)
- ※Aterm W500P CNVモードは岩爺の用途が特に無いので省略
- Wi-Fiクライアント
- ・iPhone 5
- 無線規格
- ・11n/5GHz (W56)
- ・WPA2-PSK(AES)で暗号化
- 通信速度ベンチマークソフト
- ・RBB TODAY SPEED TEST
業務用途じゃないのと2.4GHzとの比較では無いのでS/N比の測定は省略します。
通信速度ベンチマーク!
- 1.「au LTE × iPhone 5」
- 「田舎(岩爺の自宅周辺)の au LTE を使った結果」になります。
- 大都会ではもっと速いんやろなぁ…
- 2.「Aterm WG600HP × iPhone 5」
- 無線LANルーター「Aterm WG600HP」と iPhone 5 を接続した時の測定になります。
- ※「Aterm WG600HP」と iPhone 5 は同階ですが直線距離8m程度。
- ※図中の壁・扉は物理的な障害物で壁は石膏ボード、扉は木製です。
- 3.「Aterm W500P(RTモード)× iPhone 5」
- ホテルで使用する場面を想定した測定になります。
- ※「Aterm W500P」と iPhone 5 は同部屋で直線距離2m程度。
- ※図中の壁・扉は物理的な障害物で壁は石膏ボード、扉は木製です。
- 4.「Aterm W500P(Wi-FiSPOTモード)× iPhone 5」
- 自宅で中継器としての使用する場面を想定した測定になります。
- 中継器ということで通信時は WG600HP 向けと iPhone 5 向けの両方の通信処理が発生するので通信速度が2分の1ぐらいまで落ちると思っていたのですが、そんなに落ちていなかったです。
- ※「Aterm WG600HP」と「Aterm W500P」は同階ですが直線距離8m程度離れています。
- ※「Aterm W500P」と iPhone 5 は同部屋で直線距離1m未満程度。
- ※図中の壁・扉は物理的な障害物で壁は石膏ボード、扉は木製。
結果まとめ!
iPhone5と | au LTE | WG600HP | W500P RT |
W500P Wi-Fi SPOT |
---|---|---|---|---|
ダウンロード(Mbps) | 32.61 | 66.31 | 54.67 | 51.05 |
アップロード(Mbps) | 1.28 | 44.94 | 72.10 | 34.48 |
PING値(ms) | 45 | 13 | 16 | 14 |
電波強度(dBm) | – | -74 | -49 | -41 |
※電波強度は値が少ない(マイナス値が大きい)ほど、繋がりにくく切断しやすくなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
岩爺の「iPhone 5」は自宅では「Aterm WG600HP」に接続してWi-Fiを使用していますが気がつけば「Wi-Fi切断!」ということが「稀に良く」あります。
これは「Aterm WG600HP」の5GHz電波が石膏ボードの壁・木の扉と障害物をかいくぐって8m離れた自室に届くころには-74dBmという電波強度しか確保できないぐらい弱くなっている為です。
「5GHzの電波特性は障害物に弱い」から仕方ないね…
ベンチマークの結果、「Aterm W500P」で補ってやればを全く問題なく使えそうなので、出張ホテル宿泊時以外でも自宅で活用していきます。